CATVインターネット回線
categoty:インターネットの基礎知識 | Posted by: | 更新日:2015年9月22日 公開日:2015年9月21日 |
インターネット回線の中に、CATVインターネット回線があります。これは、ケーブルテレビ用として住戸に引き込んである回線をインターネット回線として利用するものです。
フレッツ光やADSL回線が普及する前には、高速でインターネットが接続できると東京の私鉄沿線の住宅街などで、話題になりました。
CATVインターネット回線のインターネット接続の特徴
CATVインターネット回線のメリット
通信速度が比較的安定している
ADSL回線や無線回線と比較すると、通信速度が比較的高速で安定しているのが特徴です。但し、光回線に比べると遅い場合がほとんどです。
IP電話などの不要なオプション契約がいらない
インターネット回線の事業者のほとんどが、通信事業者となるので、インターネット回線の契約が、IP電話がセットになっている場合があります。その点、CATVインターネット回線は、テレビ配信事業用の回線をインターネット回線として利用しているので、IP電話などのオプション契約が不要なケースがある。
テレビが見られる
CATVインターネット回線は、元々CATV(ケーブルテレビ)回線ですので、屋外アンテナを設置しなくても、地上波デジタルテレビや、衛星放送を見ることができます。(有料チャンネルは別途費用が必要になります)
CATVインターネット回線のデメリット
CATV加入費用が必要
既に、自宅にCATV(ケーブルテレビ)回線が既に引き込み済みの場合には、必要になりませんが、CATV加入費用が必要になります。
引き込み工事と工事費用が必要
住戸に、CATV回線の引き込み工事が必要になり、その工事費用も発生します。
尚、既に自宅にCATV回線が引き込み済みの場合でも、多くの場合で、インターネット回線を追加契約する場合には、インターネット回線用の機器を設置とインターネット用ケーブルの設置工事が必要になり、その工事費用が発生します。
プロバイダーが限定される場合がある
フレッツ光やADSL回線の場合には、プロバイダー事業者を複数から選択することができますが、CATVインターネット回線の場合は、プロバイダーが限定される場合あります。プロバイダーが限定されることで、オンラインゲームなどが出来ないケースもあるようです。
サポートに一抹の不安が
サポートの充実したCATVインターネット回線もありますが、多くの場合、インターネット回線事業がメイン事業でないため、ゲーム機器などの接続不良などで、サポートに連絡しても対応してくれないなどの声もあるようです。
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