IP電話って何
categoty:インターネットの基礎知識 | Posted by: | 公開日:2015年9月22日 |
有線のインターネット回線を契約するとIP電話のオプション契約を勧められます。
IP電話とは、インターネット回線を利用した従来の固定電話とは別の電話サービスです。
IP電話の特徴
IP電話には、二つに種類があります。
- 光ファイバーケーブル回線を使用した光電話と呼ばれるIP電話
- ADSL回線などの光ファイバーケーブル回線以外を使用したIP電話
IP電話のメリット
同じプロバイダーの契約者同士なら、通話料が無料
月額の基本料金は発生しますが、契約しているプロバイダーが同じなら、通話料金は原則、無料になるケースがほとんどです。フレッツ光のひかり電話の場合は、NTT東日本、NTT西日本の固定電話番号とフレッツ光のひかり電話への個別通話料金は無料となります。
国内であれば一律の通話料金
従来の固定電話の場合は、市内通話料金と市外通話料金で通話料金が異なっていましたが、IP電話の場合は、日本国内への通話料金は一律料金となっています。
国際電話の通話料金が割安
固定電話や、携帯電話から国際電話を行うと、非常に高額の通話料金が発生しますが、IP電話の場合は、固定電話や携帯電話に比べて、多くの場合割安の通話料金になっています。
固定電話で使用している電話器が使用出来る
、光電話のこのIP電話の一つです。とインターネット回線への接続をするプロバイダーに契約する必要があります。
IP電話のデメリット
電話番号が050から始まる
IP電話は、原則、電話番号が050から始まります。尚、光ファイバーケーブル回線を使用したIP電話の場合は、従来の固定電話の電話番号を引き続き利用することができます。
通信が不安定になる場合がある
固定電話の場合には、もともと音声通話のみを目的に作られているので通話が途中で途切れるようなことはほとんどありませんが、IP電話の場合は、インターネット回線を使用して、音声を細かいデータ化して通信しているため、通話が途中で途切れたり、音声が一部聴きとりづらい時が発生する可能性があります。
尚、光ファイバーケーブル回線を使用した光電話の場合は、通話が途中で途切れたり、音声が抜けたりする可能性が非常に低いと言われています。
停電時には使用できない
従来の固定電話回線は、回線自体に微電流が流れており、停電時でも電話器から電話を発信したり、着信を取って通話することが出来ましたが、IP電話の場合は、停電になると、住戸内に設置しているルーターの電源が切れるため、使用することが出来ません。
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